マルセン醤油は、山形県天童市で五代にわたり醤油・味噌づくりを続けてきました。地域の食文化とともに歩みながら、毎日の食卓に寄り添う調味料を。
山形は日本でも有数の「だし文化」が根付く土地であり、私たちは本醸造醤油をベースに、かつおや昆布の旨みを生かしただし醤油を得意としています。芋煮や玉こんにゃく、刺身、卵かけご飯など、何気ない家庭料理を引き立てる味として、50年以上多くのご家庭に親しまれてきました。

当店では、日常使いの本醸造だし醤油「味の大名醤油」をはじめ、徳島県産すだちを贅沢に使った「究極のすだちだし醤油」、山形県産原料を使用した味噌、にんにく麹などの調味料や季節限定商品を取り扱っています。毎日の料理が少し楽しくなり、食卓に会話が生まれるような調味料であることを何より大切にしています。

マルセン醤油が目指しているのは、伝統を守るだけの醤油屋ではありません。若い世代の醤油離れや、地方の小さな蔵が直面する課題と向き合いながら、地域の食材や発酵の力を掛け合わせた「新しい醤油のかたち」を提案することを目指しています。一滴の調味料から食卓が少し豊かになり、その積み重ねが日本の食文化の未来につながっていく。そんな想いを胸に、これからも挑戦を続けていきます。

このショップが、いつもの料理を少し特別にしたい日や、大切な人にちゃんとしたものを贈りたい日に思い出していただける存在になれたら嬉しいです。どうぞ、マルセン醤油の味をお楽しみください。